実地試験(結果やいかに)
航法が終わり、エンジンを停止し終わると、試験官は、試験官室へと戻ります。
フライトプランをクローズし、飛行後点検を実施し、試験官のところへ向かいます。
ここで、本日の試験結果が通知されるのです。
通常、何もなく、航法にもどってこられれば、合格と言われていますが、それでも絶対という訳ではありません。何があるかわからないので、「合格です」というこの言葉を聞くまで油断できません。
不安につつまれながら、試験室のドアをノックし、入りました。
椅子に座り、試験官としばしのにらめっこ。
そこで、試験官の口から出た言葉は、
「合格です」
この言葉を聞いたときは、言葉にならないくらい、すごく、うれしかったです。
訓練を始めて、およそ1年半、大学に通いながら、週1、2回通っていたためと論文提出時期と重なってしまったため、少し時間がかかってしまいましたが、「合格です」という言葉を聞いたときは、試験前までのプレッシャーから解放され、安堵感につつまれると同時に、達成感を感じていました。
訓練の途中に、どうしてもうまくいかないときがあったときも、教官は、やさしく教えてくれました。
整備の方も、いつも安全に飛べるよう、機体の整備を丁寧にしてくれました。
他の訓練生も、単独飛行を祝ってくれたり、試験当日にも応援してくれたりしました。
こうした、周りのみんなのおかげで、合格できたのだと思います。
こんな恵まれた環境で、訓練することができ、うれしく思います。
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