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2008年5月 1日 (木)

実地試験(エアワーク)

実地試験の午前中は、エアワーク、タッチアンドゴー、オートローテーション、ホバリング科目などです。

なんとか、口頭試問、機長の出発前の確認を終えた僕は、どきどきしながら、機体へと向かいました。

午前の一番の不安は、オートローテーションです。練習でもなかなか一回で決まらず、2回、3回とやり直しをしていました。当日は、ほとんど無風(若干南風)でした。

外部点検をし終わって、試験官を待ちます。心臓は、ドキドキしっぱなしです。

移動開始予定時刻が近づくと、試験官が機体のほうに歩いてきました。そして、機体に乗り込み、いよいよ試験開始です。

まずは、エアワークです。

東京インフォメーションに連絡し、訓練空域に入域する旨を伝え、KK4-7に入域しました。

その後、エリアチェック、蛇行飛行、急旋回(360度)、急停止を行い、バイザーを装着しました。装着後、パターン飛行を行い、試験官にVORの指示をもらい、関宿VORに向かいました。うまくオンコースに乗れると、次は、レーダー誘導が開始されました。何回か、試験官とのやりとりが終わると、異常姿勢からの回復です。それが終了した後は、下妻へ帰って、タッチアンドゴーなどを行います。帰る途中には、緊急操作のシミュレーションが行われました。僕の場合は、「MR CHIPランプが点灯しました」というケースでした。チェックリストを確認し、「温度上昇、振動がありませんので、速やかに下妻ヘリポートへ帰投します」と答え、針路を変えました。そうすると次は「MR TEMPが点灯しました」と言われたため、「直ちに着陸します」と答え、近くの河原を目標にして、着陸操作を行いました。高度500フィート付近まで下がると、「ケース クローズ」と言われ、パワーを使って、高度を上げ、下妻ヘリポートへと帰りました。

ここまで、無事終えることができ、ほっとしましたが、まだまだ試験は続きます。

下妻ヘリポートへ帰り、最初に、ノーマルアプローチを行いました。次に、ホバリングオートローテーションを行い、いよいよ難関のストレート/180・オートローテーションです。

風によって、エンターをしたあとののびが異なるため、エンターをする場所の選定は重要です。

まず、一回目、いつもの訓練時より、遠目にエンターをし、70ノットに機体を安定させ、スポット、回転計、速度計を交互に見ながら、回転は、オーバーしないか、低回転にならないか、速度は70ノットか、目測は修正するべきか、などを常に見張って行います。風がほとんどなかったため、1回目は、修正してもオーバーしてしまうと判断し、ゴーアラウンド(着陸せずにそのまま上昇を行う)しました。2回目は、失敗できないと気合いを入れ直し、再チャレンジし、なんとかスポット近くに、いくことができました。次の180度オートローテーションも、同様に1回目はあえなく失敗し、2回目でなんとか成功するという危なっかしい試験となってしまいました。

その後、ホバリング科目を行い、センタースポットに帰り、午前の試験はなんとか終了しました。すでに1時間30分の飛行で、やや疲れてしまいました。(つづく)

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